この地区は「椎葉型」といわれる独特の建築様式の民家とそれに機能的に隣接する馬屋・倉、そして屋敷を構築する石垣が樹木林と程よく調和し、歴史的景観を保持しています。
平成10年12月25日に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。地区の面積は39.9ヘクタールあり、特定物件数は建築物35件、工作物126件、環境物件4件となっています。
選定当時の地域の戸数は17戸で人口90人でした。協議会のネットワークを最大限に活かし、日本の貴重な文化遺産である歴史的町並みの保存と活用に積極的に取り組んでいます。