延岡花物語が開幕しました! 2月18・19日に「このはなウォーク」

出逢いの聖地に春の訪れを告げる「延岡花物語2023」は、2月1日から4月9日までの約2カ月半を期間に、市内3カ所の花の名所を主会場に開かれます。3年ぶりの開催となる今年は、「本東寺慧日梅観梅会」(2月10・11日)を皮切りに、五ケ瀬川河川敷を会場にしたメーンイベントの「このはなウォーク」(2月18・19日)、花見の季節に城山で開く「ワイワイ花物語2023」(3月18日~4月9日)の3つのイベントを柱に梅、菜の花、椿、桜という4種類の花が彩る延岡の春を市内外にアピールします。主催する延岡花物語実行委員会(吉玉典夫会長、谷平興二実行委員長)では、期間中、延べ約10万人の人出を見込んでいます。一般社団法人延岡観光協会、ケーブルメディアワイワイ共催。


【本東寺慧日梅観梅会】
スタートイベントとなる「本東寺慧日梅観梅会」は2月10日、11日の2日間にわたり、松山町の本東寺を主会場に開催します。時間は両日とも午前10時~午後4時。
本東寺には、樹齢240年の枝垂れ白梅をほか、白梅50本、紅梅5本があり梅の名所として知られています。

また、境内には岩熊井堰の開設に尽力した藤江監物と江尻喜多衛門の墓碑、徳川家康・織田信長の曾孫で延岡藩主・有馬直純の妻だった日向御前をまつる五輪塔などがあります。会場では延岡茶道協会による野点(1服300円、お菓子付き)や、延岡史談会による土持氏最後の城となった松尾城址など周辺の史跡ガイド(無料)などが予定されています。

2月11日には関連行事として「春を呼ぶ 梅Sanpo〜ぶらりバス旅〜」と題し、ガイドとともに慧日梅など市内の梅の名所をたどるバス旅が開催されます。参加費は無料(お茶・食事代自己負担)ですが、定員(16人)に達し次第締め切ります。申し込み・問い合わせは山崎洋一さん(携帯電話090-5472-9275)へ。

【このはなウォーク】
メーンイベントの「このはなウォーク」は2月18日、19日の2日間にわたり、松山橋下流の五ケ瀬川両岸河川敷、右岸側堤防を会場に開催します。

右岸側堤防は、300本の天下一ひむか桜(河津桜)と100万本の菜の花が咲き誇り、ウォーキングやジョギングに最適な場所として市民に親しまれています。

五ケ瀬川には陸上自衛隊の応急架設橋訓練によって災害時に使用される“応急架設橋”が架けられ、両岸会場の回遊性を持たせるなか、のべおかうまいもの市や郷土芸能などを絡めた多彩な特設ステージイベントが企画されています。

ビオラ7千本による巨大花文字アートや、市内の中学生が心を込めて製作した約2千本の風車も飾られます。18日午後5時からは「夜桜花灯(あか)り」が行われ、桜と菜の花をキャンドルで照らし、昼間とは違った幻想的な空間を演出します。

新企画として、肉体の限界に挑む姿を世界に発信し続ける人気番組「SASUKE」の第17回覇者で、延岡在住の長野誠さん監修による「ミニSASUKEコースチャレンジ」を特設。長野さんに加え、〝サスケレジェンド〟と言われる森本裕介さん、日置将士さん、山本進悟さんのサスケレジェンドが来延し、挑戦者をサポートしてくれます。事前申し込み制で定員は先着60人。詳しくは花物語特設ホームページなどで。

このはなウォーク会場から北川町俵野の西郷隆盛宿陣跡資料館&ニニギノミコト御陵墓参考地を訪ねる「出逢いの聖地探訪バスツアー」が、両日各2回(午前10時、午後13時半)運行されます。参加費は無料ですが1回当たり先着順で20人が定員となり、事前予約が必要です。車中や俵野では延岡ガイド・ボランティアの会がガイドをするほか、2日間とも西郷隆盛のひ孫に当たる西郷隆夫さんが現地でお出迎えしてくれます。

【ワイワイ花物語2023】
フィナーレを飾るワイワイ花物語は、「ワイワイ花宵物語」と「ワイワイグルメ博」の2つのイベントで構成されます。

花宵物語は、3月18日~4月9日を期間に、城山公園の北大手門、本丸への階段付近、本丸広場の桜をライトアップし、幻想的な空間を演出します。時間は日没後から午後9時30分まで。

グルメ博は3月25日に開催します。時間は午前10時~午後4時。会場はグルメゾーン、キッズコーナー、野点コーナー、ステージイベントなどに分かれ、グルメゾーンには延岡を中心に17店舗が出店します。ステージではお笑いライブや日向市出身のミュージシャン・黒木渚さんのライブなどが繰り広げられます。

谷平実行委員長は「たくさんの方たちの見えない力が結集されてこうしたイベントが開催できる。今年はかねてから目標としていた来場者数10万人という数字も可能だと思う。ぜひ多くの人に延岡に来ていただきたい」と呼びかけています。

延岡花物語に関する詳しい問い合わせは延岡観光協会(電話0982・29・2155)へ。ホームページ(http://nobeokahanamonogatari.net/)でもイベント情報やアクセス情報のほか、期間中の花の開花状況を確認できます。

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